les signes parmi nous

堀 潤之(Junji HORI) 映画研究・表象文化論

最近の仕事

ずっと更新していなかったホームページは文章の保管庫とすることにして、今後はこちらに諸々の告知やちょっとした文章を書き付けることにします。

以下は2009年の仕事です。2009年の半分くらいは、ヨコハマ国際映像祭2009のフォーラム部門の準備に明け暮れました。レイモン・ベルールとレフ・マノヴィッチという、わたしがやや異なった観点からともに関心を抱いている二人の研究者を、同じ場で遭遇させてみたいと考えたのが発端で、結果的には2つのセッションを立ち上げることになりました。
セッションを一種のパフォーマンスとしてうまく組織できたかどうかに関しては、内心忸怩たるものがあるとはいえ、両セッションとも他のパネリストにも恵まれ、大きな収穫を得ることができました。何らかのかたちに残したいと思っています。

論文など
  • 「映画にとって写真とは何か〈3〉 スチル写真とフォトグラム」、『写真空間3』、青弓社、2009年5月、127-136頁

写真空間〈3〉特集 レクチャー写真論!

写真空間〈3〉特集 レクチャー写真論!

  • 「映画的不純性に向けて──ヌーヴェル・ヴァーグと「脚色」の問題」、『研究叢書』062号、渋谷哲也編「映画におけるイメージとテクストの関係について—ドイツとフランスのニューシネマを例に—」、日本独文学会、2009年10月、65-80頁
書評など

映像と身体―新しいアレンジメントに向けて

映像と身体―新しいアレンジメントに向けて

口頭発表など
翻訳

DEEP IMAGES―映像は生きるために必要か

DEEP IMAGES―映像は生きるために必要か