ゴダールが予告編の名手であることはよく知られている。ゴダールの手にかかると、予告編はそれが予告するところの本篇の粗末な要約であるどころか、それ自体として一つの短編としての完成度を備えるようになる。そのことは、作品のキーワード(かわいい女の…
2010年を振り返ってみると、4月から在外研究の機会を得ているにもかかわらず、きちんと形にできた論文が思いのほか少ないことに——毎年のことながら——愕然とする。とはいえ、このブログでも記したように、パリとカナダで研究発表をしたのはよい経験になった…
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