les signes parmi nous

堀 潤之(Junji HORI) 映画研究・表象文化論

2010-10-30から1日間の記事一覧

アンヌ・ヴィアゼムスキーの『少女』に寄せて

ロベール・ブレッソンの傑作『バルタザールどこへ行く』(1966)のマリー役で鮮烈な映画デビューを飾り、のちに小説家に転じたアンヌ・ヴィアゼムスキーが、およそ40年後にこの作品の撮影期間を振り返って書いた小説Jeune fille (Gallimard, 2007)が、『少女』…